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東芝TOLSTARⅡの電源コードについて

東芝エルティーエンジニアリング製の調光卓「TOLSTAR II」の電源コードを紛失したという人のために製作したことがあるので、その際のメモです。

…こんな情報が誰かの役に立つ気が全然しませんが、一応書き残しておきます。
あと、記憶に間違いがある可能性もあるので、実施は自己責任でお願いします。

目次

対象の調光卓の外観

「TOLSTAR II」はこんな調光卓です。
tolstar2_190521_0021

2段プリセットとA/Bクロス、サブマスターを備えた小~中規模向けの卓です。
ただし、これに限らず国産卓は基本的にいくつかのパーツを組み合わせて作るセミオーダーメイドなので、小規模向けでは全然違う見た目のこともあります。

リアパネルはこんな感じになっています。
tolstar2_back_2

これの一番右の銀色のコネクターが電源端子です。
明らかに汎用品ではない、専用の電源コードを使いそうな感じです。

七星科学研究所の「NJC」シリーズ

結論として、この卓の電源コネクターは
七星科学研究所のNJCシリーズ / シェルサイズ20 / 正芯 / 3pin」でした。
型番で言うと、卓側 (オス) が NJC-203-RM、電源コード側 (メス) が NJC-203-PF になります。
tolstar2_back_1
シェルサイズ20であることは、卓側のレセプタクルに [20] の刻印があるので分かります。

 

よって、今回のように電源コードを紛失してしまった場合は、NJC-203-PF を購入し、平行♂→NJC-203-PF の変換コードを作ればいいことになります。
NJC_20_seishin

 

NJC側のピンアサインは、1が電源(L)、2が電源(N)でした。NとLは逆だったかもしれませんが、とりあえず1と2に電源線をはんだ付けすれば、卓は動作します。
3ピンがアースかどうかは、急ごしらえだったので確認できませんでした。

 

また、NJCコネクタはそれなりに太いケーブルでないとクランプ部が噛みこまないため、外径が太めのキャブタイヤケーブルを使うとよいでしょう。

 

以上です。

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この記事を書いた人

高校演劇~大学の学生劇団で照明を経験し、現在は会社員の傍らアマチュアで舞台照明を継続。第39回日本照明家協会賞舞台部門新人賞。非劇場空間の劇場化、舞台照明の歴史が得意。

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