舞台照明とは何ら関係ないのですが、富士通製のノートパソコンの無線LANカード(PCI Express Mini規格)に関する話題です。
Ralink RT3290がWindows10に対応していない問題
このノートパソコン「LIFEBOOK AH45/K」は、2013年2月に発売されたモデルで、当時はWindows8が搭載されていました。その後無償アップグレードの対象となりWindows10に更新された個体が多いと思いますが、Win10にしてから無線LANがうまく動かないという場合が多いと思われます。
その理由は内蔵の無線LANカード「Ralink RT3290」がWindows10に対応していないから、ということのようです。
辛うじてドライバはHP社のホームページで見つかるようですが、当方の環境ではそもそもデバイスマネージャーで無線LANカードとして認識すらされていない状況で、仕方なく有線LANで運用していました。
Intel Dual Band Wireless-N 7260に交換
他の方のウェブサイトやYouTube等で、LIFEBOOKの類似機種 (発売時期が前後するもの) については無線LANカード交換の記事がありましたが、いずれも元々刺さっているのがIntel Wireless-N 1000 であり、Intel→Intelのアップグレードでした。
一方この機種 (AH45/K) は前述の通り出荷時はRalinkの無線LANカードが入っていたので、Intelに交換して問題ないかどうか不安でしたが、とにかくやってみることにしました。
結果としては交換成功でした。全く問題なくデバイスマネージャーで認識され、無線LANへの接続もうまく行きました。
刺して起動しただけで認識されますが、念のためドライバはネットで検索して最終版にした方が良いと思います。(7260シリーズは生産終了で、Intelのウェブサイトからはすでに入手不可能でしたので、少し怪しいドライバ集積所的なサイトからダウンロードすることになってしまいますが)
まとめ
元々Ralinkの無線LANカードが搭載されているLIFEBOOK AH45/Kであっても、Intel製の無線LANカードへの交換が可能でした。
なお、2013年製のパソコンでさすがに最近のWindowsバージョンでは動作が厳しいので、ついでにSSD化、メモリの16GB化も行い、動作速度の改善も図りました。こちらも上手くいきました。
ネットで調べると、この機種はどうやらCPUがソケット実装で、i3→i5への交換も可能のようです。同世代のi7にも交換可能かも??いずれ機会があればやってみたいですね。
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