Panasonicのダクトレール用平凸スポットライト、NQ30713の紹介記事です。
兄弟機として、NQ30714 (フレネル250W)、NQ30715 (平凸250W熱線カットレンズ)、NQ30716 (フレネル250W熱線カットレンズ)、NQ30725 (平凸500W)、NQ30726 (フレネル500W) が存在しますが、いずれも筐体の見た目・大きさは同じです。
基本スペック
【機種名】NQ30713
【メーカー】Panasonic (←松下電工)
【製造年代】1990年代後半〜2010年代後半
【レンズ径】4.5インチ (D=114mm, F=152mm)
【フィルター枠】専用品 (NK30934W, 外径144mm角)
【適合電球】E11口金/250Wハロゲン電球/LCL61mm
【電球の例】JD100V250W・P/E
【光学性能】※カタログスペック
コメント
宴会場や商業施設向けに作られた、白いダクトレール用の灯体です。ダクトレール用としては大型の部類で、遠距離の投光にも使われる傾向にあります。
兄弟機NQ30714の記事でも紹介していますが、この灯体は下から見た時の印象をスッキリさせるために、電球ソケットを横向きに生やし、コードは上向きに出ている設計です。
また、ダクトレールに吊ったまま電球交換をできるように配慮したと思われ、電球交換は灯体底部を開けて行います。
光の出方は、電球が縦巻きフィラメントのE11ということもあり、平凸としてはそんなにクッキリな円でもなく、ややぼんやりとした曖昧な円と言えます。
また、取説等にも書いてありますが、首振り角度に制限があり、水平方向から下方へ70度までの範囲のみです。真下や上方への照射はできません。
宴会場等で必ずしも照明のプロが操作するわけではないことを考慮した安全上の制約と思われますが、演出用途としては非常に不便です。
ただし、アーム部分の板金の形状によって制限されているだけなので、金属を削れるスキルがあれば自分で制限を外す改造をすることはできそうです。
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