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丸茂電機 CEC-500W 平凸レンズスポットライト

※2014/03/07、灯体データベース用に加筆・修正。
元々はブログを始めたばかりの頃に書いた記事なので、初々しい記述が多くありますが、そのままにしておきます。

ちらの方向性で最初の記事を書くか迷ってたんです。
照明のことをある程度知っている人向けの記事か、
興味はあるけど知らないなぁって人向けの記事か。
だけど、初めのうちはニッチな「知る人ぞ知る」的なところからスタートするのは当然でしょうから、
初心者向けの記事は後から書いた方が良いのではと判断しました。
というわけで、最初の記事は機材紹介第一弾。
でも、分からない人が見てもまあまあ面白い文章にはしたいですよね。(自分へのプレッシャー)
【丸茂電機 CEC-500W】 です。
CECW1CECW2
う、ううん、見づらい…
CECB1
これも後姿だし…
※2014/03/07追加。
CEC500_1.png
【機種名】 CEC-500W
【メーカー】丸茂電機
【製造年代】1960年代?~1985年(CSQ-500W発売)?
【レンズ径】6インチ
【適合電球】500W白熱電球/E26口金
【電球の例】G100V500W、GR100V500W、EG100V500W(エコラム)、JP100V500WB/E(ハロゲン)
【知名度】 ★★★★☆ (独断と偏見による)
【コメント】
なぜ最初にこの機材を紹介するかというのはいくつか理由がありますが、
・そこそこ有名な機種
・かと言ってDFやTI(T1)ほど有名でもない
・ネット上に情報が少ない
・私が大学入学以来よく世話になっている機種
などが挙げられます。
この子の外見は、「DF」という名機に非常によく似ています。DFをそのまま伸ばしたような。
おそらく開発された時期が近いのでしょう。(1960年代初頭?)
DFは現在でも売られている超名機ですが、CECは「CSQ」などの後継機に取って代わられました。
こいつの特徴は、一言でいえば「ものすごく普通な平凸レンズスポット」です。
・平凸レンズらしく、単サスにぴったりの綺麗なまあるい被照面を作ってくれます。
・最近の高性能な平凸レンズと違って、ちゃんと中落ち(レンズが一番厚い中心部がちょっと暗くなる現象)します。
・フォーカスを絞れば虹(被照面の端っこが ((())) みたいになるやつ。分光。)が出ます。
という感じで、まさに平凸レンズスポットの代表選手とも言えるでしょう。
これからも大事に使っていきます。

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この記事を書いた人

高校演劇~大学の学生劇団で照明を経験し、現在は会社員の傍らアマチュアで舞台照明を継続。第39回日本照明家協会賞舞台部門新人賞。非劇場空間の劇場化、舞台照明の歴史が得意。

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