【機種名】MF-500W
【メーカー】丸茂電機
【製造年代】1954年頃~1960年代?
【レンズ径】6インチ
【適合電球】500W白熱電球/E26口金
【電球の例】T100V500W、EG100V500W(エコラム)、JP100V500WB/E(ハロゲン)
【コメント】
MF-1000W とともに、国産最初期のフレネルレンズスポットライトです。
「MF」はその後代名詞化され、主に「8インチ・1kW・白熱電球のフレネル」を指す通称になっていますが、本物の「MF」はもはやほとんど見ることができません。
骨董品・資料的価値の方が高いと言っても差し支えないでしょう。
これはMF-500Wなので、「6インチ・500W・白熱電球のフレネル」ですが、こちらは代名詞化せず、後に現れた DF の方が代名詞になっています。
よって、500WのMFは若干マイナーな存在であった可能性もあり、そうなると現物の価値も上がることになるかもしれません。
フレネル黎明期のモデルながら、光軸調整機構も若干原始的ではあるものの備えており、完成度の高い灯体です。
なお、DFやT1と違ってソケットが青山電陶の「小モーガル」で、このソケットを装備した丸茂の機種は他に見つかっていません。(松村電機・日照の灯体は多く採用例があります)
ところでこのMF、松村電機のBFによく似ています。
が、松村BFは1967年頃のロットが確認されている一方で、丸茂はその頃すでにDFを作っていたと思われ、レンズ性能の差などから考えても、松村はフレネルスポットの進歩が少し遅かったのかもしれません。
プレートは黒く塗られてしまっていますが、アークスポットなどと同じかなり旧型のものです。1959年の刻印も確認できます。
コメント
コメント一覧 (1件)
情報ありがとうございます。初期のDFも小モーガルだったのですね!
コメント頂いた初期型DF(電線がお尻から出ている者)は本当に初期にしか作られていないので、目にする機会がそもそも少ないですね。