RDS Q-spot (0.5KQS) 500Wフレネルレンズスポットライト

機材紹介の2回目、として書いた記事です。今回の機材はみんな大好き「Qスポ」、【RDS Q-spot 500W】 です。

RDS(龍電社)という機材メーカーは今は吸収されて東芝グループの会社 (東芝エルティーエンジニアリング→東芝ライテック) になっているのですが、灯体に関してはRDS時代に開発されたものをそのまま現在も造っているので、あえてRDSと書きます。

目次

Q-spot スペック

RDS Q-spot
メーカー RDS→東芝
型式 0.5KQS
別名・通称 Qスポ
生産時期 1980年台後半?~
光学系による分類 フレネルレンズスポットライト
レンズ呼び径 6インチ
レンズ直径d 152mm
レンズ焦点距離f 114mm
フィルター枠 □195mm (6インチ用)
ビーム角 7.0° – 43.9°
フィールド角 13.6° – 51.1°
重量 3.2kg
適合電球 GX9.5口金(LCL=55mm)
配光特性
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正式な型番は「0.5KQS」。「0.5KW の Q Spot」 という意味でしょうか。微妙にマイナーチェンジを重ねているらしく、0.5KQS-II、0.5KQS-III(現行)など末尾に数字が付くことがありますが、正直どこが違うのか分かりません。混ぜこぜに使っても大丈夫。

  • FQ(丸茂電機)と並んで、軽さ・小回り重視系スポットライトの代表格
  • 落とせる肉は落としました、という感じのモデルさん体型
  • アームの内側にケーブルを巻ける
  • バンドア標準装備
  • フレネルスポットとしての性能は標準的

500W灯体をよく使う人たちにとってはすっかりおなじみでしょう。
初代FQ-500Wよりは明らかに後輩で、かつFQ-500Wほど「小さいなぁ!」感はないですが、軽くて便利です。
何より、あの「削ぎ落としました!」感のあるボディ。機能美のようなものを感じます。
ちなみに、一方でRDSという会社は、同じ「6インチ・フレネル・500W」だけどすごく重い機種 (LTF-5→QTF-5→AQF-5。AQF-5は現行機種) も作っていて、「重い方は舞台向け、軽い方は撮影スタジオ向け」という線引きがあるように見えます。
出す光は標準的。光の広がる範囲もDF(丸茂)と同じか、やや広いかな?程度。上述のLTF-5がめちゃくちゃ狭いのと対照的です。
小劇場では地明かり・前明かり・ブッチ(ナナメ)など基本明かり系に多用されます。
小劇場の人は前明かりをフレネルで取りますよね。私は大劇場みたいにシーリングやフロントを凸で取ってもいいと思うのですが。
そういえば、中古でQ-spotを買ったら、FQ-500W用の電球が入っていたということがありました。
他にもそういう人を知っているので、よく電球を間違えられているみたいです。「ソケットは同じだけど大きさ・高さが違う電球」が存在するのが原因です。
詳しくは「舞台用電球の光中心距離 (LCL) について」をご覧ください。

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この記事を書いた人

高校演劇~大学の学生劇団で照明を経験し、現在は会社員の傍らアマチュアで舞台照明を継続。第39回日本照明家協会賞舞台部門新人賞。非劇場空間の劇場化、舞台照明の歴史が得意。

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