【機種名】TF-1000W
【メーカー】丸茂電機
【製造年代】1960年代?
【レンズ径】8インチ
【適合電球】1kW白熱電球/E39口金
【電球の例】G100V1000W、GR100V1000W、EG100V1000W(エコラム)、JP100V1000WB/E(ハロゲン)
【コメント】
この記事を公開する前に「丸茂 TF-1000W」などでGoogle検索しても、1件もヒットしなかったので、この機種についての情報がWeb上に掲載されるのは世界で初めてです(大げさ)
白熱電球の灯体なので、製造年代としてはFQ-1000Wの少し前辺りなのでしょう。
同じ白熱電球のフレネル、MS-1000Wなどとはどういう関係にあったのでしょうか?
「チルト(首の上げ下げ)固定ハンドル」と「フォーカス調整ハンドル」が、非常に珍しい特徴的な構造を持っています。
どちらもハンドルが非常に大きく、更に大きな輪っかも付いています。「大劇場などで、バトンを降ろすことなく介錯棒を輪っかに引っかけてシュートする」などの使い方を想定したものと思われます。しかし、このような機構を持った機種は後にも先にも見たことがないので、実験的要素が強かったのかもしれません。
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