照明ケーススタディ– category –
筆者が担当した過去の作品から、個別のデザインや機材活用法についてケーススタディします。
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【照明ケーススタディ】照明屋はハードとソフトを同時に考える その③
前々回、前回の記事で、とある公演 (京都―東京の2都市公演) における照明プランナーの思考回路を記述してきました。今回は最終章にあたる「東京編」です。プランの本質は変えずに別の会場向けにチューニングする過程と、現場でのトラブル対応にご注目くだ... -
【照明ケーススタディ】照明屋はハードとソフトを同時に考える その②
1つの公演における照明の思考過程を追うシリーズの第2回目。今回は図面が完成してから、京都公演を終えるまでのお話です。 前回:【照明ケーススタディ】照明屋はハードとソフトを同時に考える その① 【仕込みに向けた準備】前回、ようやく図面の完成まで... -
【照明ケーススタディ】照明屋はハードとソフトを同時に考える その①
1つの公演における照明スタッフの思考過程を記録することはなかなか困難ですが、うまく成功すれば、照明に馴染みのない人に「こんな仕事です」と紹介する資料になり得るでしょう。 今回は、4年ほど前に参加したジャグリング3団体合同公演の記録から、照明... -
【照明ケーススタディ】引掛シーリングに舞台照明を吊る
先日ダクトレールについての記事を書きましたが、もっと身近な天井照明設備として「引っ掛けシーリング」というのがあります。おそらくほとんどのご家庭でシーリングライトの取り付けに使われている、下の写真のようなコンセントです。 これもダクトレール... -
【照明ケーススタディ】ダクトレールに吊るけど、電源は取らない
ダクトレール (配線ダクト、ライティングレール) とは「照明器具を吊ることのできるレール状のコンセント」であり、美術館やおしゃれなカフェで多く見ることができます。 このダクトレールは当然、【器具の吊り下げをし、かつレールに吊った照明器具に給電... -
電気マグロ流・DoctorMXの使い方 – コンソールでチェイスを操作する
前々回、前回の記事に続いて、今度はチェイス機能の使い方を見ていきます。ここまで読めば、一般的な照明卓にある機能は網羅できているはずです。また、世の中の卓ではなかなかできない、キューシート内にチェイスを入れ込む方法も紹介します。 【Do... -
電気マグロ流・DoctorMXの使い方 – シーンの登録、修正、再生
前回の記事に続いて、DoctorMX内のコンソールに照明シーンを登録していきます。 【シーンの作成方法】最も簡単な方法は、コンソール上でフェーダーをいじって、盤面を掴んでドラッグ&ドロップする方法です。 (余談ですが、DoctorMX上ではこの動作を... -
電気マグロ流・DoctorMXの使い方 – 流れ図、コンソール、パッチ
DoctorMXを、舞台照明用調光卓の一種として (そのような機能を期待して) 購入した方は多いと思います。しかし、そうした方向けのすぐに真似できるスターターキットみたいなマニュアルが存在しないと思います。 あくまで私の使い方を紹介するという位置づけ... -
【照明ケーススタディ】Philips Hueを、演劇の照明に使ってみた
Philips Hueという、スマート電球の先駆けのような電球があります。 これを演劇の照明に使ってみた話です。 【公演概要】本番時期:2020年3月 公演名: アトリエ5-25-6 Produce Vol.2 犬小屋計画『一人夜明けにパンを焼く』 会場: アトリエ5-25-6 筆者の立場... -
【照明ケーススタディ】前明かりの非日常性を、街の明かりで中和する
この記事は、筆者が所属している劇団「gekidanU」の公演の振り返りとして書いたものですが、照明ケーススタディの要素が大きいのでこちらのブログにも掲載しておきます。 本文はこちらをご覧ください。↓ http://gekidanu.com/archives/2162