照明ケーススタディ– category –
筆者が担当した過去の作品から、個別のデザインや機材活用法についてケーススタディします。
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ダクトレール灯体を床置きで使いたい!!
ダクトレール (配線ダクト、ライティングレール) とは「照明器具を吊ることのできるレール状のコンセント」であり、美術館やおしゃれなカフェで多く見ることができます。 ダクトレールの説明 このダクトレールは当然、【器具の吊り下げをし、かつレールに... -
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Open DMX USB 互換品で DMX を「受信」する (Mac / Linux 限定、制約あり)
Open DMX USB 互換品を1000円台で手に入れる方法 という記事を以前書きました。USB-DMXに興味のある方の多くは、最初はPCからDMXを出力 (送信) しようとします。つまりPCを照明卓として使いたいわけですね。 しかし、ある程度活用が進んでくると、次の段階... -
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QLC+からArt-Netを送ってCaptureで照明シミュレーションをする方法
同一PC内にて、PC卓から「Capture」にArt-Netを飛ばして照明のシミュレーションがしたいという相談をいただきました。 ここでは、PC卓としてアマチュア舞台照明でよく使われる「QLC+」を想定し、Captureも無料版 (Student Edition) を使用するものとして解... -
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DoctorMXからQlabを叩く (シリアルを使用する方法)
Mac専用ですが、演劇の音響ポン出しにぴったりの「Qlab」というアプリがあります。無料で基礎的な機能がほとんど使えるので、愛用している音響さんも多いと思います。 私自身はほとんど使ったことがないのですが、このQlabを使って音響と照明の一括操作が... -
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DoctorMXの「シリアル」機能でプロジェクターを操作する
DoctorMXには、ほとんど知られていない「シリアル」という機能が付いています。この機能を使って、プロジェクターの制御ができる場合があります。 【シリアル端子が付いているプロジェクター】 本記事で対象とするのは、プロジェクターの中でもシリアル端... -
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コレクティブな照明とセレクティブな照明、という考え方の紹介
舞台照明のプランニング過程(流儀)を分類するときに、大きくは「コレクティブ型」と「セレクティブ型」に分けることができる、という考え方があります。これ自体は筆者の用語ではなく、舞台照明家の岩城保氏が自著で述べているものですが、アマチュア舞... -
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意外と奥が深い「手持ちピンスポ」の世界
懐中電灯を使って「スポットライトごっこ」をして遊んだことのある方もいらっしゃると思いますが、極めて小規模な公演の場合、これは実際の舞台照明として有効な方法になる可能性があります。これを「手持ちピンスポ」と名付け、考察を加えてみたいと思い... -
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最短小屋入り時間記録:5分
何度かTwitterで言及したことがありますが、筆者の最短小屋入り時間記録は5分間です。そんな状況はどのように発生したのか、少しデフォルメも入りますが、回顧したいと思います。 【誤ってDX-1220を借りてしまった】ことの発端は知人からの1本のメールでし... -
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ダクトレールとシャンデリアの合いの子?
先日、こんな天井照明器具を買ってみました。 これ、中心から三方向に向かって短いダクトレールが生えているという謎の代物です。この器具について解説します。 【これは何?】コイズミ照明 AE47487E ランダム配灯スライドコンセント という... -
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【照明ケーススタディ】照明屋はハードとソフトを同時に考える その③
前々回、前回の記事で、とある公演 (京都―東京の2都市公演) における照明プランナーの思考回路を記述してきました。今回は最終章にあたる「東京編」です。プランの本質は変えずに別の会場向けにチューニングする過程と、現場でのトラブル対応にご注目くだ...