【機種名】SPD-500W-AL
【メーカー】丸茂電機
【製造年代】2000年代~2012年頃?
【レンズ径】PAR64(8インチ)
【適合電球】PAR64電球各種 (本来は、専用電球である「PDR64」シリーズの電球を想定した灯体)
【コメント】
従来のPARライトは熱線が多く、「カラーフィルターの消費が早い」「近くの可燃物に向かって照射できない」などの欠点があった。
そこを改善した「後方放熱型ダイクロハロゲンタイプのPAR64電球=PDR64電球」が完成したので、その電球専用に作られたパーカン。
とは言え、普通のPAR64電球を入れて使うこともできる。
まあ、丸茂さんがこの灯体に込めた設計思想は、丸茂電機のパンフレットをご覧いただくとして。
問題なのは、パンフレットにも書かれている通り、「ハレ竏茶Vョン防止のためルーバーを標準装備して」しまった点。
ルーバーとは、写真にも写っている、電球前面の渦巻き状の板のこと。
これを装備してしまったせいで、他の一般的なパーカンとは全く違う光質になってしまった。
ハレーション部分(フィールド)が全部削られて、ミディアム球でもゲッソリ痩せた、ビーム(芯)部分だけの光になってしまう。
「ミディアムなら、全体の色染めが出来るくらいには広がるでしょ…」と思って使うと、「!?」となること請け合い。
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